世界大百科事典(旧版)内のケーシャバ寺の言及
【ソームナートプル】より
…南インド,カルナータカ州にある中世の都市。古名はソーマナータプラSomanāhapura。ホイサラ朝の高官ソーマナータが1268年かそれ以前に建立したケーシャバKeśava寺が現存する。この寺院はホイサラ朝が発展させた中間型のヒンドゥー教寺院の代表作で,方形の前殿の後方にそれを囲んで三つの本殿があり,壁面を水平に繊細な浮彫による装飾帯がとりまいている。神像や動物像のほかに叙事詩《マハーバーラタ》に取材する浮彫が重要である。…
※「ケーシャバ寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」