世界大百科事典(旧版)内のケーソム,W.H.の言及
【超流動】より
…超流動状態では,液体はきわめて細い管の中を圧力差なしに流れ,また,第2音波や噴水効果など種々の奇妙な現象が観測される。 液体ヘリウム4に,液体ヘリウムIIと呼ばれる相が存在することはW.H.ケーソムらによって1927年に発見され,これが粘性0の超流動相であることは38年にP.L.カピッツァによって確かめられた。また液体ヘリウム3の超流動相はアメリカのD.D.オシェロフらによって72年に発見された。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」