世界大百科事典(旧版)内のケープ写真掃天星表の言及
【ギル】より
…ギルはまた現代の天文測定学の基礎を築いた人でもある。すなわち1879年にアフリカ南西端の王立ケープ天文台長に任ぜられたが,そこでJ.C.カプタインと協力し10余年を費やして約50万個の恒星を含むケープ写真掃天星表を完成した。これは北天のボン掃天星図・星表を南天に拡張したものである。…
【星表】より
…これの番号も星の名まえとして用いられている。南アフリカのケープ天文台で写真観測によって作ったケープ写真掃天星表Cape Photographic Durchmusterung(略してCPD)は,赤緯-18゜以南の星45.5万個を記載している。 基本星表は位置天文学の基本資料として最高精度の位置(赤経,赤緯とも±0.″01の桁を目標)と固有運動とを記載する。…
※「ケープ写真掃天星表」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」