ゲッティンゲン型風胴(読み)げってぃんげんがたふうどう

世界大百科事典(旧版)内のゲッティンゲン型風胴の言及

【風胴】より

…1903年イギリスの国立物理学研究所がつくったNPL型風胴や,09年フランスのG.エッフェルによって考案されたエッフェル型風胴など,初期の風胴は吹抜け式で,戸外から空気を取り入れ戸外に放出した。この形式の欠点は戸外の大気の状態が直接,実験に影響することで,現在では17年にドイツのゲッティンゲン大学でつくられた回流式のゲッティンゲン型風胴が多く使われている。 流れの状態を可視化して観察するには煙風胴が使われる。…

※「ゲッティンゲン型風胴」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android