世界大百科事典(旧版)内のゲラエ族の言及
【ギーラーン】より
…カスピ海南西沿岸のイランの地方名。現在は州を構成している。古代にギルGil族(ゲラエGelae族)の住地であったことにこの地名は由来する。また山地にはダイラム人が住み,ここをダイラム地方とも称した。住民はペルシア語の方言ギーラキーGīlakīを話す。エルブルズ山脈とカスピ海にはさまれた狭小な平野で,気候は温暖,年降水量は1000mmをこす。セフィード・ルードSefīd Rūd川など多くの川がカスピ海に注いでいる。…
※「ゲラエ族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」