《コエフォロイ》(読み)こえふぉろい

世界大百科事典(旧版)内の《コエフォロイ》の言及

【エレクトラ】より

…アガメムノンの遺児エレクトラとオレステスが,父の仇である実母クリュタイムネストラ(クリュタイメストラ)とその愛人アイギストスを殺害する,という行為をめぐって劇が組み立てられている,という点でも両者は共通する。また別に,アイスキュロスの《コエフォロイ》も同一の行為をめぐって創作されており,古くから,三大悲劇詩人を相互に比較するための,かっこうの題材となっている。【安西 真】。…

※「《コエフォロイ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」