コシペ遺跡(読み)こしぺいせき

世界大百科事典(旧版)内のコシペ遺跡の言及

【オセアニア】より

… ニューギニアの高地からは洪積世後期の遺跡がいくつか発見されているが,沿岸地域からの発見はなく,これは後代の解氷期の海進によって当時の沿岸は海面下に沈んでしまったのが原因と思われる。パプア地区の高地にあるコシペ遺跡は2万7000年をさかのぼる年代を示し,粗製の打製分銅形剝片石器が下層から,局部磨製石斧が上層から出土している。ニューギニアでは6000~1万1000年前ころには根菜農業が始まったが,東南アジア原産と考えられる豚の骨の発見も報告されている。…

※「コシペ遺跡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む