コストレ,G.(読み)こすとれ

世界大百科事典(旧版)内のコストレ,G.の言及

【シャンソン】より

…また,同派のJ.A.deバイフが1570年にシャルル9世の勅許を得て音楽家クールビルJoachim Thibault de Courville(?‐1581)とともに創設した〈詩と音楽のアカデミーAcadémie de Poésie et de Musique〉では,古典詩法にならって音節の長短をそのまま長短の音符に移そうとする〈韻律音楽musique mesurée à l’antique〉の試みがなされた。16世紀後半の代表的音楽家としてはJ.アルカデルト,コストレGuilaume Costeley(1530か31‐1606),O.deラッスス,ル・ジュヌClaude Le Jeune(1528ころ‐1600),A.ベルトランらが挙げられるが,最上声部支配のホモフォニックな書法と並んでポリフォニックなものの復活,さらにイタリアのマドリガーレに由来する音画技法や半音階法などとも相まって,その様式は多様化している。パリのアテニャン等はシャンソン曲集の刊行と並行して,人気を集めた歌をリュート独奏用,鍵盤楽器用,合奏用,舞曲用などに編曲して出版した。…

※「コストレ,G.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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