世界大百科事典(旧版)内のコチュの言及
【トウガラシ(唐辛子)】より
…なお,長崎ではトウガラシをコショウと呼んだが,これは中国船と交渉の深かった長崎の役人たちが〈唐枯らし〉に通じる音をきらったためだという。【鈴木 晋一】
[朝鮮の食用,民俗]
朝鮮語でコチュkoch‘uと呼び,〈苦椒〉〈苦草〉の字を当てる。朝鮮料理に用いられる代表的な香辛料で,豆みそ,もち米,麦芽などと合わせて熟成したトウガラシみそ(コチュジャン)は各種料理の薬味のベースになる。…
※「コチュ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」