世界大百科事典(旧版)内のコッスティウスの言及
【オリュンピエイオン】より
…最初前515年ころ僭主ペイシストラトスの息子たちによってポロス材(多穴質の石材)のドリス式神殿として計画され,このときの二重周柱廊というプランやその規模は最後まで守られた。前174年世界統一を企てるシリアのアンティオコス4世がローマの建築家コッスティウスを雇用し,大理石材のコリント式神殿として建造を再開させた。現在残る南東隅の遺構はこのときのもの。…
※「コッスティウス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」