コバネガ亜目(読み)こばねがあもく

世界大百科事典(旧版)内のコバネガ亜目の言及

【ガ(蛾)】より


[分類と種類]
 最近では,学問的に根拠のうすいチョウ類とガ類に大別する分類法は排除され,鱗翅目は次の2亜目に大別されている。すなわち前・後翅の脈相が似ていて,その数も10本かそれ以上ある原始的なグループ(コバネガ亜目,スイコバネガ亜目,コウモリガ亜目)と,後翅の脈相が異なり,8脈かそれ以下しかないグループ(単門亜目と二門亜目)である。コバネガ亜目にはコバネガ科(日本産は9種,以下同じ)が,スイコバネガ亜目にはスイコバネガ科(4種),コウモリガ亜目にはコウモリガ科(8種)が含まれる。…

※「コバネガ亜目」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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