《こふき》(読み)こふき

世界大百科事典(旧版)内の《こふき》の言及

【天理教】より

…82年最高の礼拝対象として建造中の石造の〈かんろだい〉が警察によって破壊された。みきは権力者を〈高山〉,民衆を〈谷底〉と呼んで,高山の没落と谷底の救済を説き,独自の創造神話《こふき(《泥海古記》)》をまとめた。前後18回にわたって検挙・勾留されたが,信仰は法律にも政治支配にも優越すると教えて,政府に妥協屈従することを許さなかった。…

【中山みき】より

…72年教部省が設置され組織的な上からの国民教化が実施されると,民間の宗教はきびしい圧迫をうけるようになり,みきも前後18回にわたって検挙・勾留されたが,神業をはばむ〈高山〉(権力者)の暴圧にはげしい怒りをもやし,〈谷底〉の民衆が救われる刻限の切迫をうったえつづけた。人間世界の創造を説きあかした〈こふき(〈泥海古記〉)〉の神話をまとめ,創造の聖地とする中山家の地,〈ぢば〉に〈かんろだい〉の建設をすすめた。82年警官が襲い建造中の〈かんろだい〉の石材を持ち去ったが,みきは弾圧に屈しなかった。…

※「《こふき》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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