世界大百科事典(旧版)内のこまつくりの言及
【独楽】より
… 日本でこまが初めて文献にあらわれるのは《日本書紀》の雄略天皇紀にある〈楽(こえ)〉だといわれるが,この説には疑問を呈する人が多い。〈独楽〉という言葉が最初に出てくるのは10世紀の《和名抄》で,〈独楽 弁色立成云独楽(和名古末都玖利)有孔者也〉,すなわち,独楽は日本名を〈こまつくり〉といい,穴があいている,という。穴があいているこまは,のちに唐独楽(とうごま)とも呼ばれた竹製の鳴りごまであろう。…
※「こまつくり」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」