コリアー,J.(読み)こりあー

世界大百科事典(旧版)内のコリアー,J.の言及

【イギリス演劇】より

…韻文を原則とするエリザベス朝劇と異なり,これらは散文で書かれていた。その意味で劇は庶民化していたことになるが,《イギリス劇壇の不道徳と瀆神性に関する管見》(1698)発表後,熱心な道徳家ジェレミー・コリアーが数年にわたって劇に対して加えた攻撃の結果,内容的にも劇は中産階級の価値観に近づいた。悲劇は革命以前と同じく韻文で書かれていたが,喜劇に比べれば芸術性に乏しかった。…

【バンブラー】より

…作風は繊細さを欠くが,題材の処理に鋭さがある。牧師コリアーJeremy Collierが劇壇の退廃を攻撃したときには,W.コングリーブと並んで不道徳な作家の典型とされた。建築家としては,友人の第3代カーライル伯のためにカースル・ハワードの設計(1700)を行う。…

※「コリアー,J.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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