世界大百科事典(旧版)内の《コリン・クラウト》の言及
【スケルトン】より
…《スズメのフィリップ》は猫にスズメをとられた娘の嘆きを歌って,この作者の一種のロリータ・コンプレクスのようなものをうかがわせる。《コリン・クラウト》(1519ごろ)は,当時の教会に対する手きびしい風刺。英詩史のなかの15世紀から16世紀前半は,チョーサーとルネサンスの間にはさまれた不毛の時代とみなされるが,そのなかできらりと光ったスケルトンは,20世紀になってから評価が高まった。…
※「《コリン・クラウト》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」