世界大百科事典(旧版)内のコルダイトの言及
【無煙火薬】より
…88年スウェーデンのA.ノーベルは窒素量約12%のニトロセルロースとニトログリセリンを混ぜて練って成形し無煙火薬をつくりバリスタイトBallistiteと呼んだ。89年イギリスのアーベルF.Abelは窒素量13%以上のニトロセルロースとニトログリセリンの混合物をアセトンで練って成形し,溶剤を飛ばして無煙火薬をつくり,これをコルダイトCorditeと命名した。バリスタイトやコルダイトは今日のダブルベース無煙火薬の原型となった。…
※「コルダイト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」