世界大百科事典(旧版)内のコルテベーク=ド・フリース方程式の言及
【孤立波】より
…水面を伝わる孤立波に初めて注目して研究したのは,スコットランドの造船技術者ラッセルJohn Scott Russel(1808‐82)で(1834),孤立波の研究はそれ以来,多くの人によって続けられてきた。1895年にはオランダのD.J.コルテベークとド・フリースが浅い水の表面を伝わる波の方程式として,を提案し,このコルテベーク=ド・フリース方程式(KVD方程式ともいう)が孤立波の解をもつことを示した。この方程式は非線形である。…
※「コルテベーク=ド・フリース方程式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」