コルンフェルト,P.(読み)こるんふぇると

世界大百科事典(旧版)内のコルンフェルト,P.の言及

【表現主義】より

…E.トラーの自伝的革命劇《変容Wandlung》(1919,カール・ハインツ・マルティン演出)も典型的な上演で,俳優としてはW.クラウス,E.ドイッチュ,F.コルトナーなどが新しい表現を示した。また,コルンフェルトPaul Kornfeld(1889‐1942)の《魂の人間と心理的人間》は心理表現を否定する表現主義演技を裏づける理論である。大戦後に登場した世代では,理想主義的な傾向は弱まり,非情性,極端な性衝動,皮肉などを交えた〈黒い表現主義〉の作家B.ブレヒト,ブロンネン,H.ヤーンなどが登場したが,1925年ごろ新即物主義が始まると表現主義はしだいに衰退していった。…

※「コルンフェルト,P.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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