世界大百科事典(旧版)内のコンカ・ドーロの言及
【シチリア[島]】より
… 一方,沿岸部は中小農による集約農業が特徴で,内陸部に比べて生産性が高く,ブドウ,かんきつ類,オリーブ,アーモンドなどの樹木栽培が行われた。パレルモ近郊の果樹・野菜栽培はその代表的なもので,この地は黄金の盆地(コンカ・ドーロ)とよばれた。沿岸地帯で産出されるオレンジ,レモン,ブドウ酒,オリーブ油は内陸部で採掘される硫黄と並んでシチリアの重要な輸出品であった。…
【パレルモ】より
…人口69万9691(1981)。パレルモ湾に面し,パレルモの守護聖女ロザリアを祭ったペレグリノ山(690m)のふもとの〈コンカ・ドーロConca d’Oro〉と呼ばれる肥沃な盆地に位置する。オリーブ,かんきつ類,ブドウ酒,硫黄などが主要産物。…
※「コンカ・ドーロ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」