世界大百科事典(旧版)内のコンサルビ,E.の言及
【教皇領】より
… ルネサンス期の教皇たちが教皇領の保全と拡張に熱心であったことはよく知られているが,19世紀以後教皇領の運命は大きく変わる。1808年フランスに併合された教皇領は,枢機卿コンサルビErcole Consalvi(1757‐1824)の精力的な活動により23年までにほとんど復旧したが,半世紀後イタリアのリソルジメント運動で今度はイタリア王国に併合される。現在のバチカン市国が誕生したのは1929年のことである。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」