《コンスタンティノポリス攻略誌》(読み)こんすたんてぃのぽりすこうりゃくし

世界大百科事典(旧版)内の《コンスタンティノポリス攻略誌》の言及

【ビルアルドゥアン】より

…フランスの騎士,歴史家。シャンパーニュのトロア市近郊のビルアルドゥアン城に生まれ,第4回十字軍(1201)に参加,フランス語散文の最初の記念碑とされる《コンスタンティノポリス攻略誌》(1207ころ)を著した。シャンパーニュ伯ティボー3世の命を受けて,彼はベネチア市と十字軍士をエルサレムまで運ぶ乗船契約の交渉をしたが,ティボー3世が急逝し,モンフェラート侯が代わって指揮する第4回十字軍は予定の人数に達せず契約金が払えなくなり,ベネチアの巧みな扇動でキリスト教徒の町コンスタンティノポリスを攻略,略奪を行ってしまった。…

※「《コンスタンティノポリス攻略誌》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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