コンテスト型競争(読み)こんてすとがたきょうそう

世界大百科事典(旧版)内のコンテスト型競争の言及

【競争】より


【社会的競争】
 競争は,それに参加する個人や集団の立場からすれば,ある有限の価値の獲得をめざして競いあい,他者に先がけてそれを達成することによって他者よりも優位に立とうとする行動である。またそれは社会の立場からすれば,一定の目標のもとに人々を活動へと動機づけてその活力を吸収し,結果的に選良(エリート)とそうでない者とをえりわけていく過程である。この過程のなかでは,人々が共通の規範や規則に従うことが期待されるが,それを無視ないし否定して他者を蹴落とそうとしてくると,この過程はもはや競争の域を脱して闘争へと移行する。…

※「コンテスト型競争」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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