コンテ,N.J.(読み)こんて

世界大百科事典(旧版)内のコンテ,N.J.の言及

【圧力計】より

…93年,アマガは複自由ピストン型のアマガ圧力計をくふうし,300MPaに至る高圧力の測定を行った。一方,1797年コンテNicolas Jacques Conté(1755‐1805)が薄いダイヤフラムを用いた気圧計を初めて考え,1844年ビディLucian Vidie(1805‐66)は波状形のダイヤフラムを張りつけた真空箱をつくり,その弾性変形を利用して圧力を測る気圧計を考案した。水銀気圧計に対して,〈液体でない〉の意味のギリシア語anērosから,ビディはこれをアネロイド型気圧計aneroid barometerと名付けた。…

【鉛筆】より

…フランスでは,17世紀からイギリスの黒鉛を輸入して鉛筆を製造していたが,フランス革命の混乱で輸入がとだえた。そこでナポレオンがコンテNicolas Jacques Contéに鉛筆の製法を研究させ,1795年には,硫黄のかわりに粘土を混合し,芯の形にして十分乾燥させたうえで高温で焼くという,現在の製法とほぼ同じ製法があみだされた。この製法によると,黒鉛に混ぜる粘土の割合をかえることによって芯の硬度を変化させることもできた。…

※「コンテ,N.J.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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