世界大百科事典(旧版)内のコンドラチエフ,N.D.の言及
【景気循環】より
… 他方,1913年,物価の動きを調べていたオランダのヘルデレンJ.van Gelderenは,物価に上昇と下降に数十年かかる長期波動のあることを発見した。その後,22年,ロシアの経済学者コンドラチエフN.D.Kondrat’evは,イギリス,フランス,アメリカなどの卸売物価指数,公債価格,賃金率,輸出入額,石炭生産量,銑鉄生産量などを分析して,50年前後の長期波動のあることを主張した。これは,コンドラチエフの波,あるいはコンドラチエフ・サイクルとよばれている。…
※「コンドラチエフ,N.D.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」