こんにちは赤ちゃん事業(読み)コンニチハアカチャンジギョウ

デジタル大辞泉 「こんにちは赤ちゃん事業」の意味・読み・例文・類語

こんにちはあかちゃん‐じぎょう〔‐ジゲフ〕【こんにちは赤ちゃん事業】

乳児家庭全戸訪問事業

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵 「こんにちは赤ちゃん事業」の解説

こんにちは赤ちゃん事業

生後4カ月までの新生乳児のいるすべての家庭を訪問し、さまざまな不安や悩みの相談に応じ、子育て支援に関する情報提供を行うもので、母子心身の状況や養育環境を把握し、助言を行い、支援が必要な家庭は育児支援家庭訪問事業につなげたり、保健センターにおける保健師等の家庭訪問につなげる。この事業の目的は、乳児のいる家庭の地域での孤立を防ぎ、育児不安の軽減や子供虐待の予防に結び付ける。国の事業として2007年にスタートした。 訪問者としては母子保健推進員、愛育班員、民生児童委員、子育て経験者などが想定されており、各地域で適切な訪問者の発掘が求められている。

(中村敬 大正大学人間学部人間福祉学科教授 / 2008年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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