コンビナート災害(読み)こんびなーとさいがい

世界大百科事典(旧版)内のコンビナート災害の言及

【コンビナート】より

…この点で転機となったのは,1972年7月24日に津地方裁判所四日市支部が,いわゆる四日市喘息について,コンビナートを形成する各社の連帯責任を認める判決を出したことである。【加藤 邦興】
[コンビナート災害]
 コンビナートでは大量の危険物を保有し,取り扱っているため,可燃性液体やガスの火災・爆発,石油の大量流出に伴う火災と海洋汚染,塩素のような有害ガスの拡散による中毒など,広範囲にわたる災害の可能性が潜在している。とくに1973年には石油化学プラント災害が頻発,火災や爆発がつぎつぎに起こり,死者も計8人に達した。…

※「コンビナート災害」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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