コンラッド,A.H.(読み)こんらっど

世界大百科事典(旧版)内のコンラッド,A.H.の言及

【数量経済史】より

…それがひとつの革新運動として学界に定着するまでには,多くの年月と先駆的な研究者による啓蒙活動が必要であった。この意味で,1957年におけるマイヤーJ.R.MeyerとコンラッドA.H.Conradの経済学史学会での方法論についての報告《統計理論・統計的推定および経済史》と,全国経済調査会の研究集会での実証的報告《南北戦争前の南部奴隷制の経済学》とは,〈新しい経済史〉の成立過程における重要な労作である。新しい方法についての啓蒙活動は,その後もノースD.C.North,フォーゲルR.W.Fogelらによって強力に展開され,同時にフォーゲル,デービスL.F.Davis,フィッシュローA.Fishlow,テミンP.Teminらの著作が続々と発表されるにつれて,急速に全米の大学に広がった。…

※「コンラッド,A.H.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android