コーセア(読み)こーせあ

世界大百科事典(旧版)内のコーセアの言及

【海賊】より

…同時代の地中海では,キリスト教ヨーロッパ諸国とイスラム教オスマン・トルコとの対立抗争があったが,トルコ海軍の陰の力となったのがアフリカの北西バルバリア沿岸のバーバリー海賊である。彼らは〈コーセアcorsair〉と呼ばれ,その残忍な手口はキリスト教徒を震えおののかせていた。バーバリー海賊の最盛期は16世紀前半,バルバロス兄弟を首領としたころであるが,19世紀に入ってヨーロッパ諸国の強大な海軍力に制圧されるまで,その子孫による海賊行為はやまなかった。…

※「コーセア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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