コーッテ王国(読み)こーっておうこく

世界大百科事典(旧版)内のコーッテ王国の言及

【キャンディ王国】より

…スリランカのシンハラ王朝の最後の王国。北部平原地帯における貯水灌漑システムが崩壊し,古代シンハラ文明の本拠地がジャングルと化した13世紀以降,シンハラ王朝の都は徐々に南西部の湿潤地帯に移っていった。灌漑農業の基盤を欠いていたシンハラ王朝は,内部抗争を繰り返しながら,しだいに地域的な権力に分裂していった。1474年に中央山地に地方権力を樹立したビクラマバーフ王Vikramabāhuが,コーッテKotte王国からの分離独立を宣言し,キャンディKandy王国が成立したとみなされている。…

※「コーッテ王国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む