世界大百科事典(旧版)内のコーホート要因法の言及
【将来人口】より
…この推計に用いられる最も一般的な方法は,人口変動の要因である出生率,死亡率および移動率のそれぞれについて特定の仮定を設けて,これを将来に延長するものであって,これは要因別延長推計法component projectionsとよばれる。この方法のなかでも,とくに一般的に用いられる方法は,コーホート要因法cohort‐component methodsである。これは,ある基準年次の男女年齢別人口を出発点として,これに仮定された生残率(死亡率の反対)と出生率(また,必要な場合には移動率も)を適用して将来人口を計算する方法である。…
※「コーホート要因法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」