コーム・カペル人(読み)こーむかぺるじん

世界大百科事典(旧版)内のコーム・カペル人の言及

【旧人】より

…この学説には次のような根拠がある。ともに化石のホモ・サピエンスであるグリマルディ人とコーム・カペル人(フランス,モンフェラン出土)の発掘状況を例にとると,両人骨が埋葬されていたオーリニャック文化層とその下のネアンデルタール人が残したムスティエ文化層とは1mにも満たない薄い堆積層で分離されているだけであった。この薄い層が堆積するのに要したと思われる比較的短い年代の間にネアンデルタール人類がホモ・サピエンスに変化したと考えるには両人類間の形態差はあまりにも大きすぎ,したがって両人類の連続性は考えにくいというのである。…

※「コーム・カペル人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む