公約(読み)コウヤク

デジタル大辞泉 「公約」の意味・読み・例文・類語

こう‐やく【公約】

[名](スル)公開の場で、また公衆に対して約束すること。特に、選挙のときに政党や立候補者などが、公衆に対して政策などの実行を約束すること。また、その約束。「減税公約する」
[類語]協定条約約束取り決め申し合わせやく約定契約協約結約盟約誓約確約保証保障口約誓う宣誓血盟特約内約黙契黙約折り紙つき起請契り誓い固め指切りげんまん約する取り決める取り結ぶ決める申し合わせる契る言い合わせる言い交わす口固め口約束密約成約先約予約売約リザーブ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「公約」の意味・読み・例文・類語

こう‐やく【公約】

  1. 〘 名詞 〙
  2. おおやけに約束すること。公開の席や公衆に対して約束すること。また、その約束。特に、選挙で政党または候補者が有権者に約束する政策をいう。
    1. [初出の実例]「私は党の公認候補であります。だから私のする約束だけが党の公約であって」(出典:ブラリひょうたん(1950)〈高田保〉演説をタノシむ)
  3. 法律で公法上の契約をいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「公約」の意味・わかりやすい解説

公約
こうやく

選挙公職を争うとき,政党や候補者が,当選後実現すべき政策について有権者に向けて表明する約束。当選者選挙公約に拘束され,実現の努力を行うことは責任政治の重要な構成要素である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む