コーラー,J.(読み)こーらー

世界大百科事典(旧版)内のコーラー,J.の言及

【親族名称】より

…サピアEdward Sapirはレビレート婚(兄弟の未亡人との結婚)やソロレート婚(不妊または死亡した妻の姉妹との結婚)と双岐融合型の名称体系を関連づけた。コーラーJoseph KohlerやギフォードEdward W.Giffordは,妻の兄弟の娘,または母の兄弟の未亡人との選好的結婚は,それぞれ交叉イトコにオマハ型とクロウ型の斜行をもたらす手助けになるだろうと論じた。しかしE.デュルケームはこれを批判し,クロウ型は母系出自と,オマハ型は父系出自と関連すると指摘した。…

【法哲学】より

…この学派の哲学上の源泉の一つは,〈発話行為〉の重層性に関するJ.L.オースティンの分析であった。
【法の歴史哲学】
 ヘーゲルは独自の歴史哲学を構築したが,彼の影響の下で〈法の普遍史〉の概観を試みた人々の中でとくに重要なのはドイツのコーラーJoseph Kohler(1849‐1919)である。コーラーのこの分野での業績は一面において民族学,人類学,法史学への傾きを示しており,モンテスキューの《法の精神》,メーンの《古代法論》などとともに,文化人類学,法社会学の先駆的文献とされている。…

※「コーラー,J.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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