《ゴデスカルクの福音書》(読み)ごですかるくのふくいんしょ

世界大百科事典(旧版)内の《ゴデスカルクの福音書》の言及

【カロリング朝美術】より

…783年前後,ローマよりアーヘンに帰ったカール大帝は,ゴデスカルクGodescalcという人物に命じて1冊の写本を作らせた。それは今日《ゴデスカルクの福音書》とよばれるもので,そこに見られる福音書記者像には図式的な堅さは残るものの,衣には影をつけ肉体の丸みを出すくふうがなされ,ゲルマン的抽象性と古代風の写実性の混在が認められる。同系統の《アダの福音書》(785ころ),《サン・メダールの福音書》(9世紀初頭),《ロルシュの福音書》(9世紀初頭)などを総称して〈宮廷派Scuola palatina写本〉(〈アダAda群〉ともよぶ)というが,それらは時代が下るにつれて,いくぶん古代風の自然主義的写実の傾向が強くなる。…

※「《ゴデスカルクの福音書》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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