ゴムのサイクル(読み)ごむのさいくる

世界大百科事典(旧版)内のゴムのサイクルの言及

【アマゾニア】より

…バルゼアは,年々上流から運ばれてくる肥沃な土壌で更新され,川沿いに住む人々にとっては農業や牧畜のためにきわめて重要な土地である(図2)。
【開発の歴史】
アマゾニアが世界のスポットライトを浴びたのは,19世紀の中ごろから20世紀の初めにかけて,野生ゴムの採取で繁栄を誇った,いわゆるゴムのサイクルの時代であった。この時代には,多くの人々が一獲千金の夢を求めて,この地域に殺到し,ゴム景気もきわみに達するのであるが,東南アジアにおけるゴムのプランテーションが盛んになるにつれて,このゴムの繁栄も,その跡をベレンやマナウスの街並みあるいはマナウスのオペラ劇場にとどめて,約半世紀で終焉を迎えてしまうのである。…

※「ゴムのサイクル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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