世界大百科事典(旧版)内のゴルガーンの海の言及
【カスピ海】より
…ボルガ川,ウラル川,アラクス(アラス)川,アトラク川,アスタラ川,セフィード・ルード,ゴルガーン川などが流れ込むが,流入量よりも蒸発量の方が大きい。ゴルガーンの海,マーザンダラーンの海,ヒルカニヤの海,ハザルの海とも呼ばれた。アジアとヨーロッパの境に位置するため,古来東西交通上重要な役割を演じ,とくに中世にはアジアからの商品の主要通商路となった。…
※「ゴルガーンの海」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」