世界大百科事典(旧版)内のゴンジョングの言及
【住居】より
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[ミナンカバウ族――母系制大家族の共住]
西スマトラのミナンカバウ族の住居は,そうしたなかで,ほとんど唯一の母系制原理による大家族共住の形態として知られている。水牛の角をシンボライズするという,ゴンジョングと呼ぶ尖頭をもつその形態は実に勇壮である。基本的には柱の数によって住居が類型化されるが,桁行き方向の単位をルアング,梁間方向の単位をラブ・ガタンといい,家族規模に応じて規模はさまざまである。…
※「ゴンジョング」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」