ゴンバーグ,M.(読み)ごんばーぐ

世界大百科事典(旧版)内のゴンバーグ,M.の言及

【化学】より

…ウィティヒ反応では反応中間体イリドが重要な役割を果たすが,20世紀に入って有機化学はとくにイリドを含めた反応中間体ないし不安定分子種の研究に著しい進歩をみた。ゴンバーグMoses Gomberg(1866‐1947)は,1900年初めて長年化学者が追求していた〈基〉すなわちトリフェニルメチルの存在を確かめた。ラジカルと呼ばれるようになったこのきわめて不安定分子種のうちで最も簡単なメチルラジカルは,26年パネートFriedrich Adolf Paneth(1887‐1958)によって観測された。…

【基】より

…代表的な基としては,メチル基-CH3,エチル基-C2H5などのアルキル基,フェニル基-C6H5などのアリール基,ヒドロキシル基(水酸基)-OH,カルボニル基-C=O,カルボキシル基=COOH,アミノ基-NH2などがある。基を単独に遊離した状態で取り出そうとする試みは,アメリカのゴンバーグM.Gomberg(1900)が初めてトリフェニルメチル(トリチル)基(C6H5)3C-で成功したが,現在では多くの基が遊離の状態でも存在することが確かめられており,反応中間体として重要な役割を演じている。遊離基【妹尾 学】。…

※「ゴンバーグ,M.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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