《ゴータ年鑑》(読み)ごーたねんかん

世界大百科事典(旧版)内の《ゴータ年鑑》の言及

【系図】より

…それ以後のやや確実と思われる資料もフランス革命や1871年のパリ市庁火災等で多くの本籍簿と古い教会の洗礼簿が焼失するなど,失われることが多かったからである。ちなみに王族貴族の年鑑として有名な《ゴータ年鑑Almanach de Gotha》(1764‐ )が江戸時代に日本にも渡来しており,静岡の徳川文庫に所蔵されている。系譜学【松原 秀一】。…

【年鑑】より

…イヤーブックという書名が最初に用いられたのはイギリスの《法律年鑑The English Legal Year Books》で,1292‐1534年までの判例を収録している。社会事象一般を収録した年鑑としては,1759年にE.バークにより編集された《アニュアル・レジスターAnnual Register》が最も古く,次いでヨーロッパ各国の王侯・貴族の系譜や各国の統計を記載した《ゴータ年鑑Almanach de Gotha》(1764)が出現した。19世紀以降になると,統計,記録ともに広い分野を網羅したいわゆる〈総合年鑑〉も出現するが,とりわけ《ホイッティカーズ・アルマナックWhitaker’s Almanack》(1869創刊)は著名である。…

※「《ゴータ年鑑》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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