世界大百科事典(旧版)内のゴールドウィニズムの言及
【ゴールドウィン】より
…ウィリアム・ワイラー監督と組んだ時代(1936‐48)が彼のキャリアの絶頂期とされ,《孔雀夫人》(1936),《嵐が丘》(1939),《偽りの花園》(1941),《我等の生涯の最良の年》(1946)等々の名作を生み出している。アメリカ市民権を得る必要からアメリカ史を読むために,英語を〈自前で〉学んだというゴールドウィンの文法的まちがいや誤用だらけの名言名句や映画的アイデアは,〈ゴールドウィニズム〉と呼ばれ,いまなおハリウッドではひと口話やエピソードの形で伝えられており,〈学はないが真の映画的教養を備えた優れた映画人〉として評価されている。【柏倉 昌美】。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」