世界大百科事典(旧版)内のゴーレイ・セルの言及
【赤外線】より
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[検出器]
熱起電力を検知する熱電対,あるいはそれを直列に連結した熱電堆,金属の電気抵抗の温度変化を検出するボロメーター,半導体の抵抗値の温度変化を検出するサーミスターなどは,いずれも赤外線の熱作用を利用した間接的検出器である。気体の熱膨張によって,その容器の一部を形成している薄膜が変形するのを光学的に高感度で検出するゴーレイ・セルも一時期は多用された。これらの検出器には原理的には波長依存性がないが,検出素子を仕切るための窓材などにより波長選択性が現れる。…
※「ゴーレイ・セル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」