世界大百科事典(旧版)内のサケのオオスケの言及
【サケ(鮭)】より
…マス【松下 克己】
[民俗]
東日本では古くスケといったので,サケはその転訛(てんか)とみられる。山形県,岩手県の各地ではサケのオオスケというサケの王が眷族(けんぞく)をつれて秋の終り,多くは旧暦11月15日の夜に〈オオスケコオスケ,今のぼる〉と呼びながらやってくる。この声を聞くと3日のうちに命を失うなどといって戸外に出ずにつつしむ。…
※「サケのオオスケ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」