世界大百科事典(旧版)内のサザランド,E.W.の言及
【環状AMP】より
…このため単にcAMPと表記すれば普通は後者を指す。エピネフリンおよびグルカゴンの血糖値上昇作用(グリコーゲン分解促進作用)の発現にあたって重要な働きをする物質であることが,サザランドE.W.SutherlandとロールT.W.Rallによって見いだされ(1957),一躍脚光を浴びた。動植物組織や細菌細胞に広く分布し,ホルモンその他の刺激によって活性化される膜結合型の酵素,アデニル酸シクラーゼによって,ATPから合成される。…
※「サザランド,E.W.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」