世界大百科事典(旧版)内のサスーン,S.L.の言及
【オーエン】より
…第1次世界大戦の休戦直前にフランスで戦死。友人S.L.サスーンが《詩集》(1920)を編集・公刊するに及んで,この未完の大器の夭折は深く惜しまれた。キーツを愛読する繊細な感受性と病弱な身体の詩人は,戦争というホロコーストの場に投げこまれたとき,悲惨を直視し,それを倫理的なきびしさをもったすぐれた詩に変貌させ,そしてそれによって〈警告〉を発する詩人に成長した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」