世界大百科事典(旧版)内のサラノキ属の言及
【サラソウジュ(沙羅双樹)】より
…北は北緯32゜まで,また高さではヒマラヤの標高1500mにまでみられ,フタバガキ科としては最も寒さに耐える。 サラノキ属Shoreaは約200種からなるフタバガキ科最大の属で,東南アジアの熱帯降雨林を中心に広く分布する。樹高50~60mになるものが多く,ラワン,メランチmerantiなど有用な木材を産する。…
【ラワン】より
…フタバガキ科に属する一部の樹木およびその木材を総称するフィリピン名で,サラノキ属Shorea,パラショレア属Parashorea,ペンタクメ属Pentacmeの3属約10種からなる。いずれも樹高50~60m,直径1~2mになる大高木で,下から上まで同じ太さの幹をもつ。…
※「サラノキ属」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」