サルタトレス(読み)さるたとれす

世界大百科事典(旧版)内のサルタトレスの言及

【クリエンテス】より

…このようにして,共和政中期以降は,クリエンテスとは,一方で従者・庇護民・食客・被弁護人・解放奴隷を指し,他方では個人から都市共同体・属州まで広くパトロキニウム関係に含まれるものを指すことになる。特に帝政期には,一般に早朝,貴顕の士の家に伺候して給付を受けるもの(サルタトレスsalutatores)がクリエンテスと呼ばれるようになった。【長谷川 博隆】。…

※「サルタトレス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」