世界大百科事典(旧版)内のサレルヌムの言及
【サレルノ】より
…世界的な保養地アマルフィ海岸,ソレント半島周遊の基地である。エトルリア起源といわれ,ローマ時代サレルヌムSalernumと呼ばれて,近郊のパエストゥムの没落によって政治・経済上重要性を増す。ビザンティンの支配ののち,7世紀中ごろランゴバルド族のベネベント公国領となるが,839年同公国の分割にともなってサレルノ公国の首都となる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」