サンハージャ族(読み)さんはーじゃぞく

世界大百科事典(旧版)内のサンハージャ族の言及

【ムラービト朝】より

…スペイン語ではアルモラビデAlmorávide。遊牧部族であるサンハージャ族の指導者ヤフヤーは,メッカ巡礼の帰途,宗教的情熱にかられ,モロッコの学者イブン・ヤーシーンを説教師として招いた。セネガル河口の小島に建てられたリバート(修道場)で彼の説教を聴いた修道士たち(ムラービトゥーンと呼ばれ,王朝名の起源である)は,やがてジハードを唱え,南下してガーナ王国を滅ぼし(1076),スーダンのイスラム化への道を開いた。…

※「サンハージャ族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android