世界大百科事典(旧版)内のサンバ・ショーロの言及
【ショーロ】より
…フルートやギターなどからなる小編成アンサンブルで,ポルカなどのヨーロッパ渡来の音楽を演奏しているうちに独自の即興性をもつ器楽音楽に発展し,すすり泣くような哀愁があるというので〈泣く〉(ショラールchorar)という言葉からショーロの語が生まれた。1930年ころ以降はサンバのリズム感を取り入れ,サンバ・ショーロsamba‐choroなどいくつかのバリエーションも生まれ,今なおサンバと密接に関連しながら独立した一ジャンルであり続けている。【中村 とうよう】。…
※「サンバ・ショーロ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」