サンミケーレ感化院(読み)さんみけーれかんかいん

世界大百科事典(旧版)内のサンミケーレ感化院の言及

【刑務所】より

…さらに,16世紀ごろから死刑の縮小を伴いつつ拡大したガレー船漕奴刑や植民地流刑は,18世紀に入って大型帆船の出現と植民地の独立等によって退潮し,受刑者の廃船収容や国内拘禁施設の建設を促した。以上の諸施設は,1703年クレメンス11世建立のサンミケーレ感化院や,73年設立のガン監獄など若干の例外を除いて,一般に非衛生的で,残虐な処遇を行うものもあって悪弊に富み,J.ハワードなどの改革運動を惹起した。18世紀末には,J.ベンサムによるパノプティコン(一望監視制の円形監獄)の提案などもあり,18世紀から19世紀にかけて,自由刑が中心的な刑罰として確立するに伴い,本格的な刑務所建築が各地で行われた。…

※「サンミケーレ感化院」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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